1000系電車は、八重洲線が開業した1958年から運行を開始しました。運行開始当初、通常時は2両編成、多客時は2編成を繋げて4両編成で運行されていました。
1959年に開催されました第6回全日本自動車ショーでは、築地線の輸送能力を遥かに超える需要があり、積み残しが発生するほどでした。今後も同様のイベントが開催されることから緊急に増結することとなり付随中間車を新造、2編成の間に新造した付随中間車を挟み込む方法により5両編成としました。但し、この方法では全体の編成数が減ることから同時に5両編成を新造しています。臨副新高はこのときに現代まで続く4M1T方式を確立しました。
制御方式は抵抗制御方式、駆動方式は吊り掛け駆動方式、加速度は4.0km/h/s、営業最高速度は65km/hです。
2000系電車は、運用本数の増加に伴い、1975年に運行を開始しました。腐食防止のため車体にステンレス鋼を用いたことが最大の特徴でしょう。
3000系電車は、1995年の晴海~国際展示場間延伸による更なる運用本数の増加に伴い、同年に運行を開始しました。
制御方式はGTO-VVVF制御方式、駆動方式はWN駆動方式、加速度は4.0km/h/s、営業最高速度は65km/hです。
5000系電車は、老朽化しつつある1000系の置き換えを目的として2015年に登場しました。