臨海副都心新都市高速鉄道(以下、築地線とする)は、秋葉原から東京へ向かい、銀座を経由して晴海・有明地域へ延びて東京ビッグサイトまでを結ぶ高架鉄道です。全線高架区間であり、途中にトンネル区間・踏切がありません。
詳しい停車駅に関しては、停車駅案内図をご覧ください。
築地線は、1959年の東京国際見本市会場の開場に伴う来場者輸送を目的とし、1958年に秋葉原~晴海間が開業しました。
東京駅や秋葉原駅等の主要駅に接続する築地線は、東京国際見本市会場への利便性の高さから、各種イベントにおける主要な交通機関として、開業当初より多くの旅客に利用され続けています。
1995年には、東京国際展示場(以下、東京ビッグサイトとする)の竣工に伴い、晴海~国際展示場間が開業しました。1996年に東京ビッグサイトが開場してからは、りんかい線、ゆりかもめと協力して東京ビッグサイトへの来場者輸送を担っています。
築地線は、開業時は普通列車のみの運転でしたが、時が進むにつれて臨海部の開発が進みました。特に2000年の大江戸線が全通したことにより、乗り換えて銀座や東京ビッグサイトへ行くことのできる築地線の需要が急激に高まったために同年から急行運転を開始しています。
特にお盆と年末の時期ですが、巨大イベントの開催により築地線は極めて需要が高まることから、1997年からはイベント開催日に限り、停車駅を極限まで絞った直行運転を開始しました。近年では、秋葉原と東京ビッグサイトを結ぶことから、特に直行電車には「オタク専用列車」などと名付けられ、この時期における風物詩となっています。
色名:江戸紫(えどむらさき)
RGB値:#735298(16進数)、R:115, G:82, B:152(10進数)
直行電車は、八重洲線におけるフラッグシップとしての役割を期待し、臨海副都心新都市高速鉄道のコーポレートカラーである「江戸紫」色を割り当てています。
直行電車は、東京ビッグサイトを利用する旅客を対象とした電車のため、停車駅は限られています。
色名:黄朽葉(きくちば)
RGB値:#f7c114(16進数)、R:210, G:159, B:66(10進数)
急行電車は、速達電車としての役割を期待し、臨海副都心新都市高速鉄道のもうひとつのコーポレートカラーである「黄朽葉」色を割り当てています。
急行停車駅は、利用客の多い乗換駅に停車し、速達性を確保しています。
色名:翡翠(ひすい)
RGB値:#37b38a(16進数)、R:210, G:159, B:66(10進数)
普通電車は、各駅停車としての役割を担いますから、急行の「黄朽葉」色に対した色として「翡翠」色を割り当てています。
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